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2010年4月

2010年4月28日 (水)

軽やかにそり返して

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風の丘の隣りにピクニック気分で登れる低い山があり、その山裾に
カタクリが群生している…ということを新聞で知りました。
早速、出かけてみると、まだ芽吹かない雑木林の下で、たくさんの
カタクリが咲き乱れていました。
みんな笑顔で迎えてくれたようで、胸がドキドキしてきました。
どの花も、花びらを軽やかにそり返して気持ちよさそうに踊っている
ようです。
また、カタクリの周りではイチゲやスミレも身体を揺らしていました。
その優雅な競演に、しばし時間も忘れて佇んでしまいました。
心の底まで満たされた思いになり、帰りの足取りも軽かったです。

2010年4月23日 (金)

雪解けの湿原で

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風の丘の近くに、水芭蕉が咲き誇る湿原があります。
青空が広がった日、白い妖精たちに会いに出かけました。
このところの寒さに桜の花はためらいがちですが、湿原では雪解けが
進んでいて、清冽な水の流れが響き渡っていました。
水面に広がる白い花は雪から生まれた妖精のようにも思われました。
近寄ってみると、真っ白い苞に抱かれた花穂は、お母さんの胸の中に
いる赤ちゃんのように安らかな表情を見せています。
林の向こうでは、鳴き始めたばかりのかわいらしいウグイスの声が
流れていました。

2010年4月18日 (日)

色白の美人ちゃん

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彩りを濃くした桜のつぼみが、とつぜんの雪景色に戸惑いを見せて
いるとき、待ちきれないというようにして日本さくら草が微笑み始め
ました。「桜川」という名のさくら草です。
薄紫色に染まった後姿とは違い、思いのほか色白の美人ちゃんに
ジラシーさえ感じるほどです…
着物姿の麗しい女性の雰囲気が漂っているように思われました。
立春のころより葉を伸ばしましたが、なかなか花茎を伸ばしてくれ
ませんでした。
桜花に先がけて咲こうとした健気さに、とても愛しさを感じました。

2010年4月11日 (日)

風の丘のわき道に

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風の丘のわき道に入ると、薄ピンク色の花が目立つようになりました。
駆けよってみると、線香花火を散らしたような繊細な花びらを、まだ
肌寒い春の風に震わせていました。
中国の想像上の動物で、めでたいときだけに現れると言われる猩々
(しょうじょう)の姿にちなんで、ショウジョウバカマと名づけられた花の
ようです。
山野草ながら、庭先のヒヤシンスたちにも負けないようなすてきな
花姿にトキメキさえ感じます。

2010年4月 7日 (水)

桜のような花姿

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玄関先で、ピンク色に染まったかわいい花が咲きだしました。
いつもですと、雪解けを待つようにして顔を覗かせていたのですが
今年は寒さがいつまでも緩まず、桜便りといっしょになってしまった
ヒマラヤユキノシタです。
桜と見間違うような花姿に、心がときめいてくるようです。
朝、お出かけのときなど、この笑顔に出合うと、足どりもすっかり
軽くなるような気がします。

2010年4月 1日 (木)

おチビちゃんたち

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庭を覗いたら、テータテイトが咲き始めていました。
指先ほどの小さい花で、鮮やかな色合いは笑顔を振りまいている
女の子のようです。
テータテイトとは、仏語で‘ないしょ話’という意味なそうです。
うつむき加減の横顔は、ほんとお隣りにないしょ話をしているように
思われました。
その傍らでは、シラーシベリカが‘おすまし’を決めていました。
こちらも小さい花ですが、空の色を映したような色合いは、まるで
青い妖精のようでした。
どちらも、両手で抱えて頬ずりしたくなるようなおチビちゃんたちで、
たいへんお気に入りの花です。

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