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2012年7月

2012年7月30日 (月)

大和撫子

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淡いピンク色に染まったカワラナデシコが風に揺れていました。
伸びやかにウェーブする花びらは優しさを象徴しているようです。
いくつにも裂けて繊細な感じのする花は、この暑さにしおれてしまい
そうですが、そんなこともなく、いたって元気なようでした。
美人で優しく、それでいて芯のある日本女性を大和撫子と呼ぶそう
ですが、オリンピックで大活躍中の女子サッカーチームを、ナデシコ
ジャパンと呼ぶのは、そこからきているようです。
ぜひ、金メダルに輝いてほしいですね…
このカワラナデシコも、昔から愛されてきた秋の花です。

2012年7月28日 (土)

秋の花

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庭先のキキョウの花が、涼しげな表情を見せ始めました。
暑い真夏の盛りだというのに、秋の花に数えられている花に出合うと
ホッとした気持ちになります。
万葉の歌に
 「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし
           また藤袴 朝顔が花」(山上憶良) がありますね。
朝顔の花が、このキキョウを指しているのだそうですね。
今では、目にも鮮やかな花が愛されるようですが、昔の人は楚々と
した花にいっそう心が惹かれたのでしょうね…

2012年7月26日 (木)

揺れる小花

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里山の縁を通ったら、ピンク色の小花が風に揺られていました。
猛暑が毎日続いているというのに、ヤマハギが秋の訪れを告げて
いました。
近寄ってみると、風に身をまかせて高らかに歌声を響かせている
ようでした。
そんなことを思うと、風恋も自然に身体が揺れてくるようでした。
この花にふさわしい季節が、早くやってきてほしいと思いました。

2012年7月24日 (火)

おめかしした…

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風の丘の周辺では、山百合が咲き競っています。
遠くから流れてくる匂いは、心を甘く酔わせます。
おめかしをしたかわいい女の子の香りのようです。
赤い斑点が入った花びらは、お洒落なブラウスのようにも見えます。
大き目の赤い葯は、すてきなリボンのようでもあります。
風に揺れてうなずく姿は、友だちと楽しく語り合う様子と重なります。
林の中は夏の賑やかさに包まれているようでした。

2012年7月22日 (日)

ミニ噴水

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山野の林の中で、ひっそりと咲くヤマジノホトトギスです。
山路に咲くということで、この名前が与えられたということです。
濃い斑点が目立つホトトギスとはちがって、この花は斑点の色が
薄めで、ちょっとまばらな感じがします。
自然の中で咲く花らしく、質素で控え目な姿には心が惹かれます。
中心から立ち上がった花柱は枝分かれして、かわいい噴水のよう
にも思われます。
暑い暑いと言っている間に、自然はこっそりと秋の花たちに彩りを
与え始めたようです。

2012年7月18日 (水)

涼しげな表情

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北国のこちらでも、毎日30℃を越す猛暑が続いています。
公園の花たちも、道ばたの花も、みんなしおれていて見るからに
かわいそうに思われます。
こんな日には緑の木陰に連れて行って、さわやかな風に当てて
やりたくなります。
もう紫陽花はお終いになろうとしていますが、先日出かけた公園
では、まだ涼しげな表情の花たちに出合うことができました。
この透明感のある色合いには、汗も引いていく感じがしました。
ちょっと季節はずれぎみですが、暑さを忘れたくて、これをアップ
することにしました。

2012年7月16日 (月)

くるくる回って…

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一日で花の命を終えるというのに、いじわるな小雨が降る中を恐る
おそるトモエソウが咲き出しました。
晴れた日なら、そよ風に揺られながらくるくると回って、空の散歩を
楽しめたろうに…、と同情の心がよぎりました。
黄色い花びらが、巴型(卍型、船のスクリュウ型)をしているので
このような名前になったそうです。
長いシベのところは、ビョウヤナギの繊細な姿とそっくりに見えます。
トモエソウは草木ですが、どちらもオトギリソウの仲間のようです。

2012年7月12日 (木)

楽しい歌声が…

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花壇の中で、優しいピンク色に染まった花が咲いています。
よく見ると、小さい花々が顔を寄せ合って、明るい笑顔を振りまいて
いるようでした…
その様子からは、楽しい歌声を響かせている女の子たちのようにも
思われました…♪
葉っぱの切り込みが深く、ノコギリソウという恐い名前をいただいた
ようですが、この花にはちょっぴりかわいそうな気がしました。

2012年7月10日 (火)

愛しい花

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3cmにも満たない小さな花ですが、真っ赤に染まった姿は遠くから
でもよく目立ちます。
まぶしい朝の陽射しに笑顔を返し、元気良く咲き続ける健気さには
感動させられます。
顔を近づけると、和紙で作ったような星型の折り目が見え、童心を
くすぐられます。
玄関先のプランターの中で咲き出したハゴロモルコウソウです。
朝、仕事に出かけるとき、「行ってらっしゃい…」と声をかけてくれる
愛しい花です。

2012年7月 7日 (土)

幻の花

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この季節に似合う花に、紫陽花がありますね…
これは山紫陽花の仲間で、シチダンカという花です。
装飾花は重なり合い、和紙を染めあげたような色合いをしています。
素朴で慎ましやかな表情は、茶花の風情を漂わせていて、とても
さわやかな印象を与えてくれます。
六甲山に自生していたのをシーボルトが発見し、その名が知られる
ようになりましたが、誰も見た者がおらず、幻のアジサイと言われて
いたそうです。
今から50年ほど前に再発見され、広く栽培されるようになったという
ことです。

2012年7月 5日 (木)

優美な花姿

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今、こちらではあちこちで花菖蒲祭りが開かれています。
しっとりとした佇まいは、梅雨空にとても似合うような気がします。
ウチの庭でも、白地にうす紫の絞りが入った花と、江戸紫に染まった
ものが咲いています。
この優美で気品にみちた花姿を目にすると、ちょっぴり上品になった
ような気分になります…
これらも、お茶のお稽古で一緒になった方からいただいたものです。

2012年7月 3日 (火)

空の色

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晴れた空の色を映したような澄んだ色合いの花が目にとまりました。
なんて透明感のある、きれいな色なんでしょう…
黄色いシベが、この青い色をいっそう引き立てているようです。
この花を目にすると、湿りがちな心もすぐ晴れ渡るような気がします。
道ばたの草むらの中などで、よく見かけるツユクサの花です。

2012年7月 1日 (日)

無心な姿に…

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お絵かきの素材を求めて、日本海の見えるところに行ってきました。
空は晴れ渡り、海はどこまでも青く、展望台に立つと心地よい風が
頬を横切りました。
数枚スケッチしたあと、海岸付近を散策して周りました。
岩場に目を落とすと、オレンジ色の花がそちこちで揺れていました。
過酷な環境の中で、無心に咲き誇る姿には胸を打たれるものが
ありました。
北の日本海沿岸に自生しているスカシユリの花です。
現在、栽培されているスカシユリは、これを改良したものなそうです。

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